「東京VICTORY」の一節にみる桑田佳祐の変化


ここにきてメロディーメーカー桑田佳祐は「栄光の男」「東京VICTORY」など、90年台ならCDシングルの表題曲としてミリオンセールスを狙えそうなキャッチーで分り易い曲を連発しています。

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ノリより言いたいことを重視しはじめた

さして目新しさを感じないのですが、サビで一節「勝利へのFinal countdown」というフレーズが出てきます。ちなみに他に使われているのは、、

  • Time gose round
  • Space goes round
  • Forever young
  • My hometown
  • Winnning run

となっています。

これらに対して「Final countdown」は字余り気味で昔の桑田さんならこのような歌詞にはしてなかったと思うんですよ。もっとメロディに上手く乗ることを重視してたはず。この変化は「伝えたいことをストレートに伝えたい」、という思いの現れなのでは?と思っています。

サザンの曲ってすごく凝っていて、裏メッセージが多かったと思うんです。よーく歌詞をみて「なるほど、そういう意味か」と思ったり、3年ぶりに聴いてみて「お、このフレーズはあの曲のパロディだ」と気づく場面が多いような。で、最近よく桑田さんが「ファンには意外と伝わらなかった」といっていると耳にします。その結果・・・

「あぁ、めんどくせぇ、もう直接言ってしまえ」

という方向性に狙いを変えてきたのでは、と思っています。情報量が過大な現代において、物事を深読みする時間のある人は減ってきています(たぶん)。

  • 伝えたいことを分かりやすくする
  • メロディーも耳触りが良くてキャッチーなものにする

という方向性にシフトしていった結果がこの曲なのでは?と思います。そういう意味では新しいサザンなのかもね。

Newアルバムにむけて

サザンオールスターズは年内のアルバム完成を宣言しています。2005年のキラーストリート以来、10年ぶりということになります。

偉そうなことを言います。シングルは分かりやすさ重視でいいんですが、アルバムでは音楽としても新しいと感じさせるものが欲しいところです。シングルはそうしなきゃいけない事情がありますが、アルバムでは違った切り口があるはず。もっと面白い新曲を聴かせてくれるはずと期待しています。

ただ、一番は元気に活動してもらうことなのですが。。

だだし東京VICTORYのPVは酷い

えぇと、なんでしょうこのPVは。。画的に「君こそスターだ」(出来がいいとは思えない)のセルフパロディーじゃないでしょうか。いくらアジア大会と世界バレーのタイアップがついているからといっても、なんの独自性も感じられず、安易なものに思えます。あんな競技の映像いれないで、淡々とサザンが演奏しているだけでよかったんじゃないでしょうか。

特に最近のサザン関連のプロモーションに関しては、CDやDVDへの安易な特典(ハンカチとかポンチョとかお守りとか)と「タイアップさえつけとけばいいんだろ」的な広告および、曲のイメージをそれに固定化させるようなプロモーション手法にゲンナリしています(まあ勝手にゲンナリしてろって話なのはわかってますが・・・)。

CD売れなくて困ってるのわかってますけどね。

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