サザンがサザンのグループっぽさを具現した「タイニイ・バブルス」

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葡萄発売まであと2週間! このシリーズも佳境にはいってきました「サザンのアルバムを振り返ろう」シリーズ。。

今回は3rdアルバム「タイニイ・バブルス」です。

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タイニイ・バブルス / サザンオールスターズ (1980)

1980年3月発売のサザンオールスターズ3rdアルバム。サザン名義で初のオリコンチャート1位獲得作品となる。1980年度年間チャート13位。

テレビに出ないサザン

このころサザンはテレビ出演を控え、レコーディングに専念する発言をします。

結果シングルは全く売れなくなります(笑)。いやぁ、テレビって偉大ですね~。

しかしアルバムはテレビに関係なく売れたようでして、このころサザンもミュージシャンになったってことになるんでしょうかね~。

前作とは違う

そして、出来上がった本作「タイニイ・バブルス」ですが、確かによりプロっぽくなってますね。

いま、「10ナンバーズ・からっと」からつづけて「タイニイ・バブルス」を聴いているんですが、ホントアレンジが洗練されてますし、浮ついた感じがあまりないんですよね。

続けて聴くまで気づきませんでしたけど(笑)。

やっぱりストリングスとホーンがバンドより前に出てき始めているのが原因でしょうか。。とにかく学生バンドっぽさが薄れております。ある意味、いまのサザンに繋がっていく音であります。

ギタリスト桑田佳祐

このアルバムの最初のポイントは1曲目「ふたりだけのパーティー」における(たぶん)桑田さんのスライドギターでしょう。

正直、桑田さんのギタリストとしてのベストプレイはこの曲でしょうね~。次点が「Blue Heaven」か「亀が泳ぐ街」かな。。

とにかく、いまだにスライドギターの名手として語られることのある桑田さんが、その実力を最大限発揮してみせつけた1曲なのではないでしょうか。

いかにも「いとしのレイラ」に含まれていそうな(=デュアン・オールマンのオマージュっぽい)スタイルなのですが、こんな魅力的なイントロ中々作れないと思うんですよね~。

余談ですが、それに比べて最近の桑田さんはギターはレコーディングですらほんとど弾いてなさそうですよね。東京のソロとか無理してアドリブっぽくしなくていいんじゃねぇのって思います。

ボーカリスト原由子・松田弘

そして、原さんのボーカル曲がこのタイニイ・バブルスではじめて登場します。

私はピアノって曲なんですが、ほんと完璧な歌謡曲ですよね。

このアルバムに必ず1曲原さんの曲があるというのは、いまだに続いているんですよね。桑田佳祐から一番たくさん曲を提供してもらっているのは原由子なんです。どんだけ好きなんでしょうか(笑)。

さらに、松田の子守唄というヒロシさんボーカルの曲が入っています。

こちらも数年に1回はサザンのライブで弘さんがボーカルを取るという風習が続いています。

はっきりいってサザンがいまだにグループとして存在しているのは「この2人のボーカルをたまに聴かせるためなんじゃないか」と思っています。

つまり、このサザンのスタイルを具現した重要なアルバムなんですよね。

まとめ

このアルバムには、いわゆるヒット曲というのが「C調言葉に御用心」しか含まれていません。ただし、それでもそれなりのセールスをあげてますし、ミュージシャンとしての立ち位置を確固たるものした作品なのではないでしょうか?

フワフワしていたものが固まった重要な一枚だと思います。

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