みんなのミスチル集大成 SUPERMARKET FANTASY

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「Reflection発売前にミスチルのアルバムを振り返ろう」企画をやっております。

個人的にはミスチルPOPSの最高傑作だと思っている名盤「SUPERMARKET FANTASY」について取り上げたいと思います。

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SUPERMARKET FANTASY / Mr.Children (2008)

2008年の年末に発売されたミスチル15枚目のアルバム(オリジナルとしては13枚目)。

初動売上が70万枚を超え、大ヒットを記録。2009年度のオリコンアルバムチャート第2位。ちなみに1位は嵐のベストアルバムというのが象徴的で、この前後からオリコンランキングはヒットチャートではなくなっていったような気がする…(嵐に罪はないですけど。。

みんなのミスチル

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みなさん、ミスチルに何を期待しますか?

Rolling Stonesが「サティスファクション」をしないで奥へ引っ込んだらブーイングしますよね。クラプトンが「いとしのレイラ」をしないで引っ込んだらガッカリしますよね。ポールが「イエスタデイ」も「レットイットビー」も「ヘイジュード」もやらないで腹痛とか薬物所持で帰ったら「金返せ!」ですよね。

なお、ディランが「風に吹かれて」をしないで奥へ引っ込んでもそれは普通です(笑)

ちょっと話が逸れましたが、ミスチルといえば「Innocent World的なモノ」を世間は求めます。そんなミスチル世間様用イメージをきちんと表現しきったのがこのアルバムだと思うんですが、どうでしょうか。

そして、「次からはもう自由にやらせてもらうよ」(実際はモロモロの事情で無理)みたいなメッセージすら感じさせる素敵なアルバムなんです

完璧な流れのプロモーション

まあ、アルバム自体もいいんですが、このアルバムは発売に至る宣伝の流れも非常に良かったと思います。なお、以下はすべて2008年の出来事です。

オリンピックの歌やります

2008年は北京オリンピックの年でした。

曲の内容が競争を勝ち抜いて1位を目指すオリンピックに相応しいとはとても思えませんが、「GIFT」がNHKのオリンピック主題歌となりましたねー。

ほんとNHKはスポーツが好きなので、7月~8月の大会期間中、GIFTを聴かない日はなかったのではないでしょうか。

なお、受信料はちゃんと払ってましたよ、ウチは。。

ドラマ主題歌します

2008年の夏、「HANABI」というシングルを発表し、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の主題歌となります。

山ピーとかガッキーが出演してて、若者受けしそうなドラマ。っていうかあれ7年も前なのか…。

このタイアップのおかげかどうか、このシングルは2008年のシングルチャート6位のヒットとなります。アルバム発売前のスマッシュヒットは実に理想的です。

映画主題歌します

花の匂い」が映画「私は貝になりたい」の主題歌となり、着うたフルというオーディオ好きからしたら糞のような規格限定で配信されます。ということで、CD化が待望されます。

なお、映画は2008年11月に公開され、年末年始にかけて大ヒット。まさにアルバムプロモーションに一役買った形となりましたねー。

紅白出ます

そして、とどめがこれです。奥さん、紅白ですよ、紅白。コ・ウ・ハ・ク。

あんなに「歌で勝負をつけたくない」とか言ってたのにね~。(なお、ワタシはこの発言の出典元を知らない…)

腐っても視聴率40パーセントを超えるお化け番組。2008年12月31日にミスチルは初出場を果たし「GIFT」を披露します。なお、その曲は3週間前に発売した新譜に収録されている模様。

これを最高のプロモーションと呼ばすして、なにを宣伝するというのか!

完璧な流れのアルバム

プロモーションと同様に、このアルバムは構成が完璧ですよね。

ちょっと軽めの曲ではじめるよ

M1「終末のコンフィデンスソング」でこのアルバムははじまります。終末というより週末といったほうがいい雰囲気のこの曲(実際ダブルミーニングでしょうけど。ガツーンとはきませんが、すっきりした導入ですよね。

ヒット曲挟むよ

M2「HANABI」入りまーす。いまのところ世間的ヒットした最後のミスチルの曲じゃないでしょうか。1曲目が軽いため、この曲のパンチがすごく聴きます。下手したらこの曲で「もうこのアルバムいいや」っておもっちゃう危険性もあるのですが…。

アルバム用のポップチューン入れます

M3「エソラ」。ここで、HANABIにも劣らない、ポップスを突っ込んできます。もうこの時点で「このスーパーの商品全部買っちゃう~」って気分にさせてくれます。

以後、中盤はド安定のミスチル。いちいち書くのがめんどくさいので、みんなが知ってるミスチルをきちんと表現してるのではないでしょうか。

ロックもするよ

M10「ロックンロール」。ちゃんとこういう曲もやれるんですよー、というメッセージでしょうか。でも、DISCOVERYの頃のトゲトゲしさはありません。世間の皆様用にソフトにお伝えします。。

不思議な雰囲気も入れちゃう

M12「風と星とメビウスの輪」。いいですよね、宇宙を感じる不思議な曲。アルバムを通してのアクセントになっている。ちゃんと聴いてる人の集中力も考えていますよね。非常に世間に優しいアルバムだなー。

締めは壮大なバラードで

M14「花の匂い」。コバタケのストリングスアレンジがすっげー大げさですけど、みんな好きでしょこういう終わり方。。

やっと次の舞台へいける(はずだった?)

というわけで、内容もセールスもほぼ完ぺきな結果を残したMr.Children。

ようやく「Q」の呪縛から解放された、というか「次は何をすればいいのか」という状態だったのではないでしょうか。

本来なら次作からセルフプロデュースという選択もあったでしょうね。もしくはミスチルではない活動をもっと大々的にやるとか。

でも、なんか微妙な年月がまだちょっと続くのでした。

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