お腹いっぱい、もう食えない!~ Mr.Children「REFLECTION」

ミスチルの新譜「REFLECTION」を聴いております。なお、開封の儀の模様はこちらからご覧ください。

1万円もするUSBメモリでのハイレゾ音源発売、一般向けには収録曲を減らした「Drip」版(3000円)を別々に発売するなど、話題満載であります。

で、23曲入りの「Naked」を聴いているんですが、かなり重いんですよ!

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23曲110分間「切れ目なし」という重さ

さっき桜井さんのインタビューとか立ち読みしてきたのですが、「作ったものを全部届けたい」という気持ちはバシバシ伝わってきましたね。そして、みんなが求めるであろうミスチルを考えて、あんな曲やこんな曲をどんどん追加していったと…。

そして出来上がったものをひとりのリスナーが聴いてるんですが、「すげぇよこれ、でもお腹いっぱいで動けないよ」と思いました。

そして「なんかこういうアルバムどっかにあったなー」と…。

All Things Must Passに似てる!

この重さが何かに似てるよなーって思っていたのですが、発売4日目になってようやく気づきましたよ。

ジョージ・ハリスンの「All Things Must Pass」に非常に似ているな~って。。

プロデューサー小林武史の関わり方が縮小した結果

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えぇと、ジョージでいえば憎きポールがやっといなくなって、自分がしたい音楽が目一杯できるといったところでしょうか。

実際、小林さんとそんな仲が悪くなったわけではないです。だって23曲中8曲で鍵盤たたいてますし、そのうち6曲ではプロデュースもしております。

ただ、クレジットが「Mr.Children & TAKESHI KOBAYASHI」なんですよね。これって結構重大な表記変更ですよね。レノンマッカートニーがマッカートニーレノンになったみたいな(またビートルズ。

話が逸れましたが、いままで目の上のタンコブというか、実質音作りを手動していた大天才プロデューサーがいなくなったわけなんですよ。いなくなったとはいわないまでも、口出ししなくなったんです

ということで、やりたいアイデアはどんどんやっていく。収録曲は23曲、長さは110分の大作へ、という流れになっていったのではなかろうかと。

音が変わった

小林さんがトップではなくなったもうひとつの影響として、桜井さんおよびメンバーだけでなくスタッフのみなさんも遠慮しなくなっているように思います

なんといっても、ミックスが全然変わってますよね。

各々の楽器の音を重視した音作りで、なんか勢いみたいなものを重視しているんだろうなーという感じです。

オーケストラアレンジはいままで通り遠慮なく入ってきてます。でも、聴こえ方が前作までと全然違う。具体的に言えないんですけど明らかに前作までと違う(ぉ。

ピアノの音も前作から減っているわけではないと思います。でも、これまた聴こえ方が全然違う。

おそらくいままで「小林さんはこういってるからな~」って思って引っ込めていた音作りのアイデアを、「とりあえずやってみよう」ということですごくやりやすくなってるんではないでしょうか。

つまり小林さんはスタッフさんにとってもポール・マッカートニーだったのではないかと(笑)。(まあ、これはいい面だけではなく一歩間違えればサウンドがバラバラになってしまいますけどね)

販売形態も変わった

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あと、販売形態が1万円のBOXと3000円のCDという折衷案になっています。

正直、小林さんが堂々と発言していたら2枚組リリースか3000円CDのみのどちらかではないかなーと。。

まあ2枚組オリジナルアルバムって非常に売りにくい商品でしょうが、作品重視の小林さんなら収録形態が異なる販売方法はとらなかっただろうと思います。

というわけでAll Things Must Passに似てる


というわけで、ジョージのソロ最高傑作に雰囲気が似ています。呪縛から解き放たれて、やりたいことを目一杯詰め込んでみました~!という感じです。デモ音源が聴けるオマケつきなのも、3枚目にApple Jamが付いているAll Things Must Passに似ています(こじ付け)。

それも、桜井さんひとりじゃなくて多くの人が解放されています

若干「次どうするの?」って思いますね(笑)。まあ、とりあえず「今」に全力投球なんでしょうね。

なお、All Things Must Passのハイレゾが聴きたい方は↓でジョージのアルバム全部買っちゃうのがおすすめです。CD集めるより安い値段でジョージのアルバムうち半分くらい手に入ります。
The Apple Years 1968-75 / George Harrison

すごくイイんだけど1日1回聴くのが限界なんだよね…

というわけで、クリエイター側の思いが目一杯詰め込まれた「REFLECTION{Naked}」。

1曲目「Fantasy」からガツンときますし、23曲目「未完」まで息つく暇がありません。どの曲を聴くのもかなりパワーが要ります。それだけ作り手が本気で作ってきた結果だと思います。

しかも2枚組なら、2枚目という区切りがあるのですが、ハイレゾの音源聴いていると区切りがないのよね。。

聴き始めるのにもすごーく覚悟がいります。だって、途中で中断するのもどこですりゃーいいのかさっぱりわからないだもん(笑)。

LP時代のリマスターとかだったら「あ、ここでA面終わりだからいったん休憩」と思えるんですけどね。そういう意味ではAll Things Must Passより重いアルバムですな…。

ほんとすげーアルバムを作ってくれたものです。聴きこむのに時間がかかるぞ~、とワクワクさせてくれる新譜であります!

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