これぞミスチル版のさくら?「Q」とその後の路線について考えてみた

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「Reflection発売前にミスチルのアルバムを振り返ろう」企画をやっております。

今回は、なんだかんだ売れなかった「Q」を観察します。いやぁ、久々に聴きました(笑)。

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Q / Mr.Children (2000)


ミスチルの9枚目のアルバム。ゆえに「Q」。でもライブアルバム「1/42」があるので、オリジナルアルバムとしては8枚目。

当時、バリバリ売り出し中の浜崎あゆみさん(のレコード会社AVEX)が同じ発売日にアルバムをぶつけるという嫌がらせを行い、このアルバムはオリコン最高位2位にとどまった。

売上も(ミスチルとしては)散々なもので、久々に100万枚に届かなかった(CROSS ROADでのブレイク後初のミリオン割れ)。2000年度オリコンアルバムチャート第23位

このままミスチルはシーンのトップから去っていくのかな~と思わせたアルバム。

さくらとは違うよね

ちっとも売れなかったことで、サザンの「さくら」と被るんですが、ちょっとそれは違うかな~って思います。

なにしろミスチルは、この「Q」を含めてアルバム4作ほど商売っ気をあまり見せていないんですよねー(後述。

まあ、飛ぶ鳥を落とす勢いのミスチルだったからできたわけで、良くこんなアルバムでヒットシーンのトップに居続けたなーと感心します。

むしろ、上記3作品に比べれば「Q」は随分ききやすいですよ(気軽に聴ける)。

やりたいことを色々やり切っちゃったっていう点では「さくら」とは決定的に違うと思うんですよね。

むしろ一作で撃沈した桑田さんの心中やいかに…。

「さくら」はサザンの黒歴史か?
煽るようなタイトルですが、ボクの中で黒歴史だったんですよね~、サザンオールスターズの「さくら」。 葡萄発売前ということでサザン...

売れ線を無視し続けたミスチル

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では、ちょっと「Q」の内容にも触れますか。。

前3作「深海」・「BOLERO」・「DISCOVERY」と、芥川龍之介みたいな取っつきにくさ全開のアルバムを連発していたミスチル。

今作では暗さこそだいぶ薄らいでいるものの、1曲目「Center of Universe」、7曲目「十二月のセントラルパークブルース」、8曲目「友とコーヒーと嘘と胃袋」といった独特の世界観をもった曲を連発しています。

個人的には面白いし、大好きだけど、売れる要素は皆無だと思うんですよね~。

これ、2000年の作品なのですが、GLAYとかラルクといったミスチルより2~3年後に売れ始めた方々がちょうど幅を利かせていたころです。

シーンの中心で居続けるためには、まさに売れ線を出して彼らと張り合わなければいけない時期でした

そんな時に、こんなマニアック路線を5年も続ければ流石に売れなくなるでしょうね…。

そして、反動は大きかった

それにしても、この「Q」の罪は深いと思いますよ。

あまりにも売れなかったので、翌年にはベストアルバムを発売しちゃいます。しかも以後のアルバムは、かなり大衆のご機嫌を伺ってるな~っていう路線中心になっていきます。

特にコバタケはこのアルバムを機に、コバタケピアノコンチェルト量産体制に入っていったような気がするんですよね…。

もうちょっと、ちょっとずつ売れなくなっていけば、この路線のアルバムを今でも聴けたかもしれません。

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