ピンと来ないSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandについて考えてみる

やたら、歴史的名盤と持ち上げられることの多い「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」。しかし、ボクにはそんな大層なアルバムには思えません。Abbey RoadのB面みたいな超絶カッコイイところがあるわけでもなく、Please Please Meみたいなキャッチーなところがあるわけでもなく…。

というわけで、そんな「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」について考えてみました。

スポンサーリンク

Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band

ビートルズ8枚目のアルバム。1967年6月発売作品。歴史的名盤と紹介されることが多い。ポールが何度もノミネートされて未だに獲得できないグラミー賞の最優秀アルバム賞も貰っている。

もちろん全米全英ともに1位獲得作品である。Billboardでは15週間にわたり1位を獲得。

あふれる歴史的名盤情報につられて購入

このアルバムはボクが自腹で買った、最初のビートルズのアルバムであります。おそらく、購入したのは2000年前後。17,8歳のころだったような。。

父親がビートルズファンでありまして、自宅にはやたらとたくさんのビートルズのCDがありました。しかし、なぜかサージェント・ペパーズはなかったのです。

当時、インターネットが流行りはじめ、情報を得るのが簡単になった時期でした。というわけで、ビートルズに興味をもったボクには、やたら「歴史的名盤」情報がはいってきます。そして、ビートルズの中でも特に画期的とされるこのアルバムが家にない!ということに気づきます。そして購入することになります。

ピンと来ないし、とっつきにくい

したがって、このアルバムはボクに聴かれる前に期待値ハードルが高くなったアルバムでした。そして、聴いてみた結果は「ピンと来ない」

期待度を上げすぎたのもありますが、サイケサイケしすぎなのです。

当時、真面目な若造だったボクには、LSDやらWithn You Without Youみたいな世界はイマイチ理解できませんでした。オドロオドロしくて、怖かったのです。

たぶんボクはキャッチーなビートルズが好きだったのでしょう。というわけで、期待度を上げすぎたボクには肩透かし的なアルバムになったのでした。

なぜ歴史的名盤なのか

そして、なんでこのアルバムがこんなに評価高いの?と考えてみました。

1.レコーディング

4トラック録音なのにこの多彩さ。4トラックですからね!4つしかないのに、色んな楽器の音が入っています。それまでのアルバムに比べて、音の凝りように関しては比較にならないほど高度なものになっていますよね。

レコーディング面からみてかなり画期的でしょう。逆回転テープやら、謎の効果音やら、とにかく音がたくさん入っています。この、やりたいことを表現してしまう実行力が革新的です。

そして、この実行力は、ヒット曲連発でレコード会社のお偉方も頭の上がらないビートルズだから実行可能だったのです。

2.コンセプトアルバム

  • ペパー軍曹によるバンドのショウというコンセプト
  • ジャケットのやたらゴチャゴチャしたゴージャスさ
  • A Day In the Lifeの壮大なオーケストラ演奏
  • 最後のSgt. Pepper Inner Groove

などなど、色々あるのですが、ポピュラー・ミュージックにおいて、楽曲の寄せ集めではなく、意識的にアルバム1枚の雰囲気を統一した、というのははじめてだったのではないでしょうか。

というより、飛ぶ鳥を落とす勢いのビートルズがコンセプト・アルバムを出したというのが大きいと思います。

そして、ストーンズのサタニック・マジェスティーズとか、フランク・ザッパのWe’re Only in It for the Moneyとか、ジャケットからしてどうみても真似だろみたいなフォロワーが続出してることがアルバムの評価をあげているのではないでしょうか。

まとめ

A Day In the Lifeという大傑作はありますが、いわゆる「ヒット曲」というものがないのですよね。アルバム自体が持ち上げられる意味はいまだにわかりません。

偉大なのはSgt.Pepperではなくビートルズなのではないかと思います!

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>