シフクノオトはやっぱり名盤だと思う4つの理由

ボクにとって数年に一度「名盤」って思うのに出会うことがあります。世間一般でいうところの名盤、たとえばペット・サウンズとかいとしのレイラとか(古い?)、とは別のとこで「これこそ名盤!」と感じるものに出会うわけです。

というわけで、そんな1枚、ミスチルの10年前のアルバム「シフクノオト」について述べていきます。

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シフクノオト / Mr.Children (2004)

2004年発売のMr.Childrenの11thアルバム。もちろんオリコン週間1位獲得。ミスチルバブルのころのアルバムである「Atomic Heart」や「BOLERO」に、セールスは及ばないものの、年間ランキングでは2位にランクインした大ヒットアルバム。

ちなみに、ボクはうっかり初回限定盤(DVD付き)を買い忘れました。。このころはホントに「初回」限定盤でしたからヒットしたら店頭からさっさとなくなってましたよね~。

1.桜井節全開の「Paddle」

2曲目の「Paddle」。この曲は恐ろしいですよね。特に以下の歌詞とそのメロディー。

もしかしたら今日は何も起こんないかも
でも 明日へとパドリング

文字起こししても大したことないんです。でも、よくこのメロディにこの歌詞を載せたな、と。すごく感心させられます。日本語ポップスにおける文字の載せ方の金字塔!と思いましたよ。ぜひまた、こういう言葉の使い方をした曲を作って欲しいですね。

2.脇を固めるにとどまっているシングル曲達

シフクノオトには4曲のシングルA面曲が収録されています。

  • くるみ
  • Any
  • Hero

曲のクオリティーは高いです。掌とか大好きです。しかし、はっきり言って、このアルバムでは脇役にとどまっています。Paddleの強烈なパンチと、後に出てくるタガタメの圧倒的存在感の前に脇役になっています。

いまどきのミュージシャンにこんなことができるでしょうか。シングルにはいい曲から切っちゃって、アルバム買ってみたら「ほぉほぉ」レベルで終わっちゃうことが多いですからね(正常な姿かもしれませんが)。

シングルでの「全力だしてないよ」感が、アルバムの凄さの一端でしょう。

3.「タガタメ」(別名:小林武史交響曲第1番

やはりこのアルバムの肝はM11「タガタメ」でしょう!まあ、かなり大げさな曲ではあるのですが、今はなき筑紫哲也さんがわざわざ自分の番組に彼らを呼ぶほどのメッセージ性の強い曲です。

もし今、この曲が発表されれば、大げさなアレンジが「小林またかよ」と思うでしょう。絶対思いますもう小林武史交響曲と小林武史ピアノ協奏曲は100番くらいまで作られているのではないでしょうか(笑))。しかし、このタガタメは素晴らしい。

まず、発表時にはコバタケ交響曲と呼べるような曲はあまりなかったので、大げさなアレンジも素直に受け入れられたのですよね。そして、大げささに負けない桜井和寿の圧倒的ボーカル。これが素晴らしいんです。

CDではシャウト部分にピークリミッターかかっていて、音質的にはちょっと残念なのですが、オーケストラに負けていない。ビートルズの「Twist and Shout」におけるジョンの熱唱に勝るとも劣らない名ボーカルですよ。

4.さりげなく最後を飾る「Hero」

タガタメが無ければ、メイン曲となったであろうHero。こいつが添え物になってしまう。そして、キレイにこのアルバムを完結させている。それがこのアルバムの凄いところです。

まとめ

聴いたことない人は聴いたほうがいいですよ~。もう10年もたっているので中古屋さんに行けばすごく安く手に入れられるはずです。Amazonマーケットプレイスの中古とかも安いですしね。

ただ、タガタメの感動は10年後の今では味わえないでしょう。小林さんが味をしめて同じ手法を使いまくっちゃったので…。

新曲「足音」はデビュー以来初の「小林さん抜き」楽曲だったミスチル。さて、次のアルバムはどんな風に仕上がっているのか楽しみです。

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