ミスチルが大衆と歩むなんて「IT’S A WONDERFUL WORLD」

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Reflection発売までにミスチルのアルバムを聴きなおそう!企画です。

今回は2002年の作品「IT’S A WONDERFUL WORLD」。いまでは非常に存在感の薄いアルバムになっちゃった気がしますが、今回ちょっと真剣に聴いてみました。

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IT’S A WONDERFUL WORLD / Mr.Children (2002)

Mr.Childrenの10枚目のアルバム。

Qがあまりにも売れなかったことに危機感を抱いたのか、ミスチルは2001年にそれまで「発売するつもりはない」と公言していたベストアルバムを発売する。

はっきりいってミスチルほどの大物のベストアルバムとしては大した売上ではなかった。しかし、世間様の関心を呼び起こすことには成功したといえる。

それはこれ以後、オリジナルアルバムがド安定して売れ続けていることみれば明らかである。まあ、あほみたいに大ヒットすることはないが、オリジナルはミリオン売り続けていく。(一方、シングルや活動そのものは色々な面がみえて面白くなっていった時期ではあった)

2002年度オリコンアルバムチャート第6位。

蘇生、ただし1度のみ?

トラック番号は「2」だが、1曲目「overture」はこの曲の前奏として収録されているため、実質1曲目。

まさに、「Mr.Children生まれ変わります」宣言ではないでしょうか。

ただし、生まれ変わった後、現在に至るまでの変化が少ないような気はしますが。。

このアルバムからお馴染みの小林武史&四家卯大のストリングスの存在感が大きくなります。いやぁ、当時このアルバムを聴いたときは、荘厳な雰囲気に圧倒されたような気もします。

でもねぇ、このアルバムだけにしとけばよかったのにねー。

以後、どのアルバムも管弦編曲が大げさすぎて、同じようなものになっちゃったんだよね~。

なんというか、良くも悪くもミスチルのこのあとの方向性を示している1曲が早くもできてしまっているのがすごいですね。

アルバム単独としてみようじゃないか

ミスチルの流れ全体で観ると、嫌な流れを作り出したこのアルバム。

でもね、このアルバムだけでみるといいですよね。

なにしろ前作まで(深海~Q)が、ぶっ飛んだ内容だったので、やっと大衆の方を見て音楽をしているんですよね。ようやくスターが我々を楽しませてくれた!って感じでしょうか。

「蘇生」のメロディーは超ポップですし、「ファスナー」とかボクのような一般人でもそうだったらいいのになって思います。

「youthful days」とか、きっちりシングルヒットも出してますし、「LOVE はじめました」みたいな奇妙な曲をいれてアクセントもちゃんと取っています。

まあ、あと壮大なバラードがあれば完璧なんじゃない?っていうくらい1枚としてみると完成度高いですよ。世間に背中を見せてないですよね、ちゃんと正面を向いている感があります。

ベストアルバムのリリースが良い作用をもたらしている稀有な例ではないかと思います。

それにしても音が悪い(笑)

さて、今回このアルバムを久々に聴きなおしたのですが、非常に音の悪いことに驚きました。

各楽器が全然分離してなくて団子状態です。当時すげぇと思っていたストリングスも全然広がりを感じません

こういう音を狙ってるのか、アレンジにおける特殊効果でこうなったのかはわかりませんが、ちょっといただけない音質ですね。たとえるなら96kbpsのMP3みたいな音…。

ギターもドラムもベースも埋もれちゃってて、旋律がよくわからない(笑)。特にJENのドラムは存在感が薄すぎるぞ!!

なお、桜井さんのボーカル自体はそこそこの音質です(。

なんだかんだ言ってミスチルも大衆を楽しませる道を選んだ

前3作までとはガラリと変わったミスチル。商売的な都合か、本人たちがそう望んだのかはわかりませんが、明らかに大衆と真摯に付き合う方向へ向かっていってますよね。

まあ、それが長く続きすぎると「なんだかな~」になってしまうのは未来の話です。。この時点では、「すげー」と思いましたし、次作「シフクノオト」では、エンターテインメントとしてはさらに高みに上ることになるわけです。

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