ポップスにハイレゾは必要か? 「REFLECTION」のハイレゾとCDを聴いてみる

cd-673227_1280

ミスチルの新譜「REFLECTION」ですが、CDより高音質なデータ音源をバカ高いお値段とともにUSBメモリで発売したことで話題になっております。

さっきまで特に気にせずハイレゾを聴いておりました。まあ、さして特別にいい音とも思えず、悪くもないよねーと思ってたんですね。

で、入手から1週間以上たってようやく抱き合わせのCDパッケージを開封して聞き比べをしてみたわけです!

大して変わらねーじゃねーか!!

スポンサーリンク

そもそもハイレゾとは何ぞや?

音楽業界とオーディオ業界による新たな高音質化用宣伝文句。

一般的にはCDフォーマットである44.1khz/16bitを超える情報量を持った音源のことです。

44.1khzって?

1秒間を4万4千100回に分けて記録しまっせということ。ハイレゾになるとこの数字がでかくなります。96khzとかになれば1秒間に記録する回数は9万6千回になります。

16bitって?

その1回の記録の音量について16個の0と1で判断しますよってこと。まあ、2の16乗になるので、65536段階になります。

こちらもハイレゾになれば数字がでかくなります。一般的な24bitによって音量は1680万段階ぐらいに分けて記録することができるようになります。

で、ワタシはこの6万5千→1680万が、高音質化に寄与するところが大きいんだろうなーって思ってるんですよ。何せ数字が圧倒的ですので。。

REFLECTION {naked} のハイレゾ音源について

headphones-407190_1280

そして、ミスチルの新譜のお話になるわけです。

このパッケージですが、収録曲がCDよりたくさんあります。さらに、音源そのものがCDより高音質とされるものが収録されています

そして、高音質音源のデータフォーマットは96khz/24bitでございます。

REFLECTIONのCDを聴いてみた

まず、ワタクシ発売日以来、ハイレゾ音源とスマホに突っ込んだMP3音源しか聴いていませんでした。

そして、今日はじめて同梱されているCDを取り出して聴いてみたんですよ。そしたらですね、ハイレゾと大して違いがわからないんですよ。。

(まあ、お前が糞耳なだけだろうっていうツッコミもあるでしょうけど。。)

「若干桜井さんの声の響きが違うよなー」ってぐらいでして、それも「注意して聴かないと気づかないだろうなー」という程度です。エフェクトかまされるとほぼ分からないレベルです。。

ポップスにハイレゾは必要か??

アルバムの音について

さて、このアルバムなんですが、基本デカい音の連続です。フォルテ・フォルテ・フォルテであります。さらに、アコースティックというよりはエレキギターで構成されております。

あ、もちろんアコギの音もありますし、小さい音がないわけではないですよ。。割合として少ないわけです。

ただですね、ミスチルほどのデカいプロジェクトだとどの楽器の音もデカいんですよね。デカい音で鳴っているか、なっていないかの2択なんです。(極端に話しています。。)

ポップスのアルバムに音量の幅は重要なことではない!

ということでさきほどの16bitと24bitの話に戻ります。

デッカイ音の連続なわけですから、ハイレゾ音源の特徴である「24bit」という部分があまり意味をなさないのではないかなーと思うんです。

ジャズですと、ウッドベースゴリゴリでアコースティックな響きがここに効いてきます。クラシックだと小さい音で表現する箇所がロックやポップスに比べて段違いに多いので24bit化はかなり有効になってきます。

ということで現代のポップスにはハイレゾなんか過剰スペックなんじゃないの??って思っちゃうんですよね。

昔の生音中心の制作だったころの音源には意味があると思います。でも最近ってそういう曲少ないですよね~。最新のテクノロジーのおかげか、どんな曲でもいろんな音が入ってることが多いです。

結果、曲全体、楽器全体がグイグイしててそんなデッカイ器(=24bit)がいらないんじゃないかなーと思うわけです。

16bitをキチンと生かせば十分なのかも

5baa675ab88a4f33ea9692d91ecc7a16_s

上記のようなことを考えていると、達郎さんがハイレゾで音源を出さない意味がわかったような気がしました。

CDフォーマットをちゃんと使い切れば十分高音質なんですよね。(そりゃー自宅にスタジオ並の音響設備を整えることができれば別でしょうけど。。)

つまり、今回のReflectionですが、CDのマスタリングも非常に良いんですよ

話だけではあれなんで、1個データをみてみましょう。

個人的にミスチルのアルバムで音が一番悪いと思っているのが「It’s a Wonderful World」なんです。今回のアルバムREFLECTIONの「Fantasy」と、It’s a Wonderful World収録の「youthfuldays」との音源の様子を見てみましょう。

上「Fantasy」・下「youthfuldays」。赤いところがピークレベルにくっついちゃってるところ。

clipping

ご覧のようにyouthfuldaysは真赤であります。。

ピークレベルにくっついてるということは、もともと音が大きいところは無理やり音をつぶして、全体の音圧をあげているということです。16bitのうちの何bitかを捨てて、全体のレベルを上げちゃってるわけですね。

2000年~2006,7年くらいまで、ラジオとかで自分たちの曲が目立つようにこぞって皆さんがとっていた手法です。

対してfantasyですが、ピークぺったりの箇所がわりと少ないです。全体の音圧を上げる具合がほぼなくなっています。CDの器の下の方も使うようになったわけです。(ていうか2000年以前のまともな状況にやっと戻ってきただけですけど…)。

これだけでハイレゾと大して質が変わらないと思えるいい音質になってるんですよねー。(ただし、ワタシの耳での話ですが。)

まとめ

音楽業界さん、ハイレゾもいいですけど、2000年から2007年ぐらいまでのCDをちゃんとした音で再発売してください。

たとえ「ニセレゾ」だとしても、ちゃんとリミッターかましてない状態になおしてくれたら家庭用としては十分ですよ。それを売るために「ハイレゾ」っていう言葉を使うのは、この際許します(笑)。

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>