深海 ~ 売れっ子アイドル「ミスチル」のダークサイド

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「Reflection発売前にミスチルのアルバムを振り返ろう」企画をやっております。

さて1発目は世間のイメージのミスチルらしくない?アルバム「深海」を取り上げていきます。

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深海 / Mr.Children (1996)


ミスチルの1996年のアルバム。通算5枚目。

前年に発売されたシングルを一切収録しないという、とても若手のミュージシャンがするとは思えない手法で発売された異色作といっていい。

1996年度のオリコンアルバムチャート第6位。確か270万枚くらい売れた。

今、観察すれば暗くなるのが妥当だよね

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このアルバム、暗い暗いとよく言われます。確かにアルバムジャケットも暗いし、2曲目(実質1曲目の)「シーラーカンス」も実に暗い。

でもですね、3曲目の「ありふれたLove Story」に注目してください。まあ、ある男女の出会いから仲が悪くなっていく物語なんです。

で、ほどなく桜井さんは不倫が発覚し、離婚するわけです(笑)。まさに自分自身を歌った曲だったわけです(たぶん)。

非常にわかりやすいですね~。CROSS ROAD~Innocent Worldで大ブレイクしてアホみたいに忙しくなって、2~3年後に離婚。まさに日本のジョン・レノンですなー

詳しいことは当人同士にしかわからないでしょう。しかし、そのころ桜井さんが精神的にあまりよくない状態であろうことは想像に難くありません。

あと、「ゆりかごのある丘から」と「虜」。こんなに暗くスローテンポに仕上げる必要があったのでしょうか(笑)。アルバムコンセプトに沿って妥協しないところが素晴らしいかと思います。

小林武史が実は最も冴えていたころなのではないか?

前作「Atomic Heart」以降に発売され、「深海」に収録されなかったシングルは以下になります。

  • Tomorrow Never Knows
  • evrybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
  • 奇跡の地球(with 桑田佳祐)
  • 【es】 ~Theme of es~
  • シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~

まあ、奇跡の地球が収録されないのは別として、どれもみんなが知ってる大ヒット曲ですよね。で、それを新譜にいれないという…。

(このあと「BOLERO」に全部突っ込んでちゃんと商売もするんですけど、タイミング的にはここで全部入れた方が売れるはず)

まあ、桜井さんが暗い雰囲気だったことを差し置いても、こんなアルバムをちゃんと仕上げた小林武史ってすごいプロデューサーだと思いますよ。

ビートルズでいったら、She loves you~♪ Yeah! Yeah!とか唄って、愛だ恋だ!とか叫んで、女性ファンがキャーキャー言ってる間に「ジョンの魂」発売したようなもんじゃないでしょうか。。

ゴ~ンってあの暗い鐘の音が鳴ってるようなね、アイドルがすることじゃないですよね。

そして、暗いけどちゃんとヒットした「花」とかいれて、アルバムもそこそこのセールス結果を残すというね。

神がかってますね。タケシさん。

まだピアノ・ストリングスゴリ押しになる前のコバタケはやっぱり素晴らしい。

まとめ

このアルバムは、日本で一番勢いのあったバンドが、自分たちの立ち位置を無視して作成した作品です。

なんというか、人はいくらちやほやされても本当に幸せかどうかはわからないし、どんな精神状態なのかわからないんだよ、と説教されている気分になります。

でもねー、スターのわがままな気もするんですけどね(笑)。

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